メリークリスマス

 楽しいクリスマスを過ごされましたでしょうか。私は思いがけないクリスマスプレゼントをいただきました。
 クリスマス直前、アメリカで治療教育をさせていただいた家族の方から、その体験談を書いた手紙を送っていただきました。子供が自閉症と診断された時の絶望感、私が初めて家に行った時の不安や期待の入り交じった気持ち、これまでやって来たことへの振り返り、そして現時点での問題など、親にしか書けない感情の浮き沈みを本当によくまとめられていました。障害を持つ子供の親なら当然ですが、子供のない方でも何か深い部分で共感だきるような「作品レベル」に仕上がっていたと思います。(読まれたい方はこちらのリンクをご利用ください。)元々英語である著者の手紙の印象を変えてしまわないように出来るだけ直訳にしましたが、残念ながら私の翻訳の技術がうまくなくて、日本語にしたらイマイチ気持ちが伝わらないような気もしましたが、それでも読んでみる価値があると思います。ぜひ上のリンクを使って読んでください。
 読んでいて本当に、療育という仕事に就いて来て本当に良かったなあと思いました。人の人生の深い部分で関わる事ができて、それぞれの子供の出発のお手伝いが出来て、しかも感謝されて。本当に嬉しいクリスマスプレゼントになりました。ありがたく思います。もちろん体験談では私の事を推薦してもらったのですが、読んでいるうちに「うわ、私もこの竹島先生に相談になりたい。」と思わず説得されてしまいました。同時に、「こんなに褒められるって、普通葬式の場面じゃないの?」という疑問も出てきましたが、12年以上あったアメリカでの人生が一応終結したということで、その一段落に書いていただいたプレゼントということろですかね。
  ところで、クリスマス当日に普通二輪の免許も取得できました。検定も回数を重ねるごとにますます緊張が増して、異常にゆっくり肩をはって運転していたようで、逆に倒れそうになる危ない場面もありました。しかしなんとか走りきりました。おめでとう!(自分で言うな。)これもクリスマスプレゼントになりましたね。検定後本当にうれしそうにしていたら、若い人から「何がそんなに嬉しいの?」という顔をされてしまいました。そりゃ普通すぐに合格できるよね。というかある程度合格出来そうな人しか検定受けられないんですけどね。ただ、クリスマス寒波で本当に寒くて、やっぱりバイクはまだ買っても乗れないかも?なんて思い始めた今日この頃です。カリフォルニアの暖かさに甘やかされた体には根性なんて残っていません。寒!
 

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