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第5回ABAオンライン講座:教えること〜時計を例に

 雨が降り続いています。雨が降ればジメジメするし、晴れれば暑いし、暑いのも寒いのも苦手な私には、ここから先は地獄です。電車の中からコンビニへ、コンビニから涼しいビルの中へ、涼を求めてクーラーのある場所を転々と移動します。こんな中、保育園でも小学校でも、まだクーラーをつけていない所があると聞きました。ちなみに私の住む清須市の小学校はクーラーないんです。ええ?と思いますよね。今は昔と違って35度を超える日も珍しくいないのに、クーラーがないなんて教育を受ける権利を無視しているのに等しいと思います。先生であってもそんなブラック企業、絶対働きたくない。子どもも行かせたくない。今でも昭和な感覚の人たちっているんですね。清須市の議員の皆様、頑張って時代に追いついて欲しい。  昭和な感じと言えば、最近の学校は「教える」と言うことが難しくなってきている印象もあります。塾や幼児教室・早期教育の過熱によってか、既に学校外で教科書の内容を学んできている子が多く、学校の授業では教科書の内容をあっさりと紹介するだけで、後は家庭でのプリント等の宿題を出しておしまいで、授業では何も教えないなんてことを保護者の方から聞くこともあります。例えば最近小学1年生でも、入学した時点で既に平仮名を知っている子どもがほとんどで、特にカタカナなどは完全にすっ飛ばされて先へ進んでしまうことがあるそうです。教えようよ。ねえ。学校外で学んでいない子が取り残されている事実に気づいていながらも、時代とともに増加した書類準備や、もっと先に進めたい親対応のための宿題の準備やら、本当に教えたい子どもに時間を使えない悪循環。学校の先生が、どうやったら子どもが興味を持ってくれるだろうか?とか、どうやったら分からない子どもに分かるように説明してあげられるのだろうか?と考える、いわゆる「教える楽しさ」を体験できないことも増えてきてしまったのではないでしょうか?  今回の「物事を(それを知らない人に)教える」と言うことに焦点を当てて見ました。教えるとは、こうやってみる?あれもやってみる?こうだったら楽しくなるかな?と様々な方策を考えることなのです。ABAだろうが、普通教育だろうが基本同じで、ただ型にはまった教え方を繰り返していくこととは完全に違うのです。1つの教え方で上手くいかなければ、もう1つの教え方をする・・・要は子どもが分かるま